体のパーツを繋ぎ変えてプログラミングするイモムシ型のロボットおもちゃ
コード・A・ピラーは、イモムシのような形をしたロボットおもちゃです。
体のパーツが、それぞれ直進や右折・左折という動きを持っています。
このパーツの繋ぎ順を変えることで、コード・A・ピラーの動きをコントロールするというプログラミング方式になっています。
コード・A・ピラーを走らせて遊びながら、プログラミングの基本を体験することができます。
コード・A・ピラーの遊び方
パーツは、直進パーツ(3個)、右折パーツ(2個)、左折パーツ(2個)、サウンドパーツ(1個)となっています。
必要なものだけ繋ぎ合わせたり、順番を変えてみたりして、進み方を変えて楽しむのが主な遊び方になります。
コード・A・ピラーとプログラミングの関係
ゴールや進みたいルートを設定した上で、そのために必要な動きを考え、想像し、パーツを繋いで実装する。走らせてみて、間違いがあれば原因を考えて直す。
この流れは、プログラミングの考え方と非常に似ていると言えます。
コード・A・ピラーで遊ぶことで、この考えの流れを自然と身につけることができそうです。
コード・A・ピラーがオススメなのは?
対象年齢は3歳から6歳
コード・A・ピラーの対象年齢は3歳からとなっています。
一度店頭で見たときには、簡単に遊べそうだったので、対象年齢はもっと低いイメージを持っていました。
ただ、パーツを繋ぎ変えれば動きが変わるということを理解し、自分で繋ぎ変えて遊ぶには、最低3歳くらいは必要なのかも知れません。
パーツの繋ぎ変える際、連結部分を抜き差しをするのに少し力が要るようなので、その点への配慮もあるのでしょうか。
上は6歳までとなっているのも、ある程度大きくなれば物足りなくなるように思いますので妥当な感じ。その分、適正年齢では楽しめるよう、複雑さを排除されているのだと思います。
遊ぶにはある程度の広さが必要
走らせて遊ぶおもちゃなので、そのための平らなスペースが必要です。
それぞれのパーツの移動距離ですが、直進パーツは約90cm(3フィート)進むようです。(フィッシャープライス社 追加の直進パーツページより(英語))
直進パーツは3個入っているので、単純に3つ分直進させるとなれば約270cm。1畳の長辺が約180cmなので、270cmだと1枚半分くらいです。
また、右折や左折パーツも弧を描くような移動です。
よって、子どもの分のスペースも考えると、自由に遊ぶには6畳では狭いくらい、8畳以上はあった方が良いと思われます。
木造アパートなどでは音に注意
楽しげなサウンドが流れるようですが、音量がかなり大きい模様。
音量調節機能は無いようなので、共同住宅など住環境によっては注意が必要です。
コード・A・ピラーの価格は?どこで買える?
2019年5月現在、コード・A・ピラーの最安値はAmazonの3,773円です。
その他、楽天やYahoo!ショッピングなどのネット通販サイトで購入可能です。
また、私はトイザらスの店頭で見かけたことがあります。実物を見てから購入したい方は、最寄りの店舗で探してみるのも良いと思います。
コード・A・ピラーのまとめ
対象年齢を幼児に絞っているおかげで、おもちゃとしてシンプルにまとまっている印象です。イモムシ型と言ってもリアルさはなく、何となく愛嬌のある顔をしているので親しみやすい。3~6歳なら、喜んで遊ぶのではないでしょうか。
意識せずに自然にプログラミング体験をすることが出来るので、ハードルも低い。
価格も高くはなく、気軽に試せるプログラミングおもちゃだと言えます。
ただ、お手頃価格な分、稀にすぐ故障したりすることもあるようです。返品が出来るように箱を残しておくなどといった対策はしておいた方が良さそうです。