パズルで遊びながら、論理的な能力を鍛えることが出来るおもちゃ
「カタミノ(KATAMINO)」は、ブロックで遊びながら論理的な考え方を鍛えることが出来る、フランス生まれの知育パズルです。
ペンタミノと呼ばれる、正方形を5つ組み合わさったピース(ブロック)を使って、スペースをきれいに埋めることが出来れば完成。
シンプルだからこそ奥深く、子どもはもちろん、大人になっても楽しむことが出来るおもちゃです。
カタミノの遊び方
基本の遊びは、ボード内のスペースを、いくつかのペンタミノを使ってキレイに埋めることが出来るかどうか、というパズル遊び。
ボードをバーで区切ることでスペースの大きさを変えることが出来るようになっています。
スペースの広さと使用するペンタミノの個数、組み合わせにより、難易度が変わっていきます。
付属のルールブックには全部で500問の出題が載っています。最高難易度は相当手応えがあるようなので、いくら遊んでも遊びきれないかも知れませんね。
この基本の遊び方の他にも、様々な遊び方の提案がされています。
- 予めピースを詰めておいて、空いたスペースに入るピースを当てる。
- 二人でどちらが先にスペースを埋めることが出来るか対戦する。
- 積み木として、立体的に積み上げる。
などなど。他にも、考え方次第でおウチだけの遊び方を生み出せそうですね。
カタミノの対象年齢
対象年齢は、なんと3歳~99歳!
一生遊べると考えると、めちゃくちゃコストパフォーマンスが良いような。
カタミノのポイント
プログラマ目線
試行錯誤がプログラミング的思考に繋がる
試行錯誤をしながらピースを埋めていく遊びは、プログラミング的な思考においても非常に重要だと考えます。
例えば、15マスを3つのピースで埋めることを考えたとき、とりあえず適当でいいのでひとつ置いてみる。すると、大人であれば他の2つが入りそうかどうかは大体検討がつくはずです。
ですが、初めて挑戦する子どもは、恐らく2つ目も適当に置くでしょう。そして、3つ目が入らない。何度も外したり、ひっくり返したりしながら、ようやく3つを入れることが出来るようになるはずです。
そうやって手を動かし、目で見て確認していくことを繰り返して行くうちに、初めは感覚でやっていたのが、徐々に考えながら出来るようになっていくものだと思います。
パパ目線
年齢に合わせて遊び方が豊富
なんといっても、対象年齢3歳以上、遊び方次第では1歳程度から遊べるというのは嬉しいですね。
色鮮やかな木のパズルは触っているだけでも楽しい
カタミノは、色も綺麗で、子どもの情操教育ってやつに良さそうですよね。また、ぬくもりのある木製ってのもGOOD。0歳の息子は、ニギニギするだけでも楽しんでくれるかも。
指先を使うことで育脳効果も期待できる
年齢に限らず、指先を使うと脳に良いと言いますよね。いわゆる育脳効果も期待ができそう。
特にカタミノは、考えながら手先を使うため、相乗効果でしょうか。
まとめ
普通の積み木はウチにもあるんですが、今のところあんまり興味がない様子。どちらかと言えば、私が積んでみせたものを壊す方が好きです。
単に好みじゃないのかも知れませんが、積み木は遊び方が分からないというのもあるのかなと思ってます。
その点、このカタミノは、基本の遊びにはゴールがあります。一度ルールを覚えれば、熱心に取り組んでくれるかも知れません。
下の子には積み木として、上の子には知的パズルとして。
ひとつで二人楽しいおもちゃとして買ってみるのもありだな、と感じました。