「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」は、3歳からプログラミングが学べる、車のおもちゃです。学研ステイフルより発売されています。
車に動き方を教え、上手に動かすことが出来るようになるまで繰り返すことで、プログラミングを楽しく身につけることが出来ます。
小さい子どもでも楽しくプログラミングに触れることが出来るよう、工夫がされています。
学研 プログラミングカーの遊び方
まず、ゴールを決めます。
次に、スタートからゴールまでどのように進めばいいか、前進する、右を向くなどのシンプルな動きの組み合わせで考えます。
その動き(めいれい)の組み合わせを、めいれいタグを使って車に教えます。
車に教える→動かす→結果を見る→上手く行かなかったところを直す→を繰り返すことで、プログラミング的(論理的)な考え方を身につけていきます。
学研 プログラミングカーの対象年齢
対象年齢は3歳からとなっています。
小さい子どもでも遊べるように、極力シンプルな作りになっているようです。
カードやぼうけんマップもかわいいイラストがたくさん描かれています。見ても楽しめるのがいいですね。
学研 プログラミングカーのポイント
プログラマ目線
プログラミングに大切な「ループ(繰り返し)」を学べる
同じめいれいを繰り返す、ループのめいれいを使うことが出来るようになっています。
このループの考え方は、プログラミングにはとても大切です。
というのも、プログラミングにおいて大事なことのひとつは、「構造化」にあります。複数の命令を、ひとつの処理としてまとめるといった考え方です。
構造化のためには、一見複雑に思える動きを、なるべくシンプルに捉え直してみる、一歩引いて見てみる、といったことが必要になってきます。
- 「あ、この動き、前の動きと同じだな!」という気付き。
- 「同じ動きの繰り返しでゴールまで行けないかな?」などの工夫、挑戦。
このような考え方を自然とできるようになると、プログラミングがより楽しくなっていきます。
プログラミングを学ぶモチベーションが上がる仕掛けがある
個人的に、面白いなと思ったのは、めいれいタグの中に「ゴールしたきぶんをもりあげる」タグがあることです。
何かを達成したときにご褒美があるのとないのとでは、モチベーションが全然違いますよね。
プログラミングは、初めからうまくいくことはあまりありません。成功するまで繰り返すが常なので、モチベーションは大事な要素です。
その点、子どもがプログラミングを好きになる工夫がされているなと好感が持てました。
パパ目線
スマートフォンやタブレット、PCなどが不要
プログラミングおもちゃの中にはPCのソフトや、スマホ、タブレットのアプリが必須のものがありますが、「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」ではそれらのものは不要です。
めいれいタグを車にかざすことで、めいれいを車に教えることが出来ます。
スマートフォンやタブレットを子どもに持たせるのはちょっと…という家庭でも遊びやすくて良いですよね。
子どもだけでも遊べる
スマホアプリなどを使わないので、一度遊び方が分かれば、後は子どもだけでもどんどん遊べそうです。
一緒に遊んであげるのはもちろん大切だと思うのですが、子どもってハマると案外ひとりでじっくりやりたがるもの。
子どもだけで遊ばせても危なくないのは、親として嬉しいですね。
学研の安心感
「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」は、学研グループである学研ステイフルから発売されているおもちゃです。
学研と聞いただけででも、なんか安心感があるのは私だけでしょうか?
子どもの頃は自分が学研で学んでいたというパパママも少なくないはずです。かくいう私も、学研の科学をやってました。実験キット、楽しかったなぁ…。
学研 プログラミングカーの価格は?どこで買える?
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのネット通販サイトで購入可能です。
この中ではAmazonが一番安いです(2019年5月現在)。
また、以前私はコストコの店頭で見ました。
実物(のパッケージ)を見る事ができますので、見てから決めたい方は行かれてみてはいかがでしょうか?あいにく、価格は忘れてしまったのですが…。
学研 プログラミングカーのまとめ
実は、以前売り場で見かけて買おうかどうか迷ったことがありました。
上の子がまだ2歳であることと、下の子が0歳のためカードやタグを口に入れるのが不安だったので購入はしませんでしたが、下の子が2歳くらいになったら、改めて考えてみたいですね
3歳位のお子さんがひとりという場合なら、遊びながらプログラミングを体験する第一歩として、良いおもちゃだと思います。